更年期障害には漢方薬が効く

ひどい更年期障害には治療が必要

更年期障害は、55歳を過ぎたあたりから自然と症状はおさまっていきます。そのため、耐えられるほどの軽い症状ならば、無理に治療をする必要はありません。食事や睡眠などの生活習慣を見直すだけでも十分な効果があるものです。

 

しかし、人によっては更年期障害の症状がひどくなり日常生活に支障がでるほどになってしまうこともあります。そのような場合は、放っておいても症状は悪化するばかりなので、何らかの専門的な治療をほどこす必要があります。

 

まずは婦人科でのホルモン補充療法

更年期障害の代表的な治療としては婦人科を受診すると受けれられるホルモン補充療法です。更年期障害の原因である女性ホルモンの分泌量の減少にダイレクトに作用するものなので、大きな効果を期待することができます。

 

保険を適用することもできるので、月々の医薬品の負担額もそこまで懐具合を圧迫するものではありません。なので、多くの更年期を迎えている女性はこのホルモン補充療法を行っています。

 

ホルモン補充療法が出来ない女性

しかし、このホルモン補充療法は全ての更年期障害に悩む女性に万能な治療法というわけではありません。医薬品を用いての治療法となるので、副作用のリスクが常にあるのです。ホルモン補充療法の副作用としては次のようなものがあります。

 

  • 不正出血
  • 下腹部の痛み
  • 子宮がんのリスクが上昇
  • 吐き気や食欲不振

 

人によってはこれらの副作用がホルモン補充療法によって発症してしまうことがあります。このような副作用に悩まされるようでは、とてもではないですがホルモン補充療法は選択できないですよね。

 

いくら更年期障害のつらい症状が緩和したとしても別の症状に悩まされてしまうわけですから。

 

ホルモン補充療法の代替治療としての漢方薬

そのようなホルモン補充療法を選択できない方に選ばれているのが漢方薬による更年期障害の治療です。西洋医学であるところのホルモン補充療法に対して、東洋医学である漢方薬治療となるわけですね。

 

中国では古来より更年期障害の治療に漢方薬が使用されています。医薬品ではなく自然由来の天然成分による治療なので、ホルモン補充療法のような副作用はほぼありません。

 

最近ではクリニックなどでも漢方が処方されるようになってきています。

 

漢方は専門医に選んでもらう

更年期障害に効く漢方としては以下のようなものが知られています。

 

  • 加味逍遙散
  • 温経湯
  • 五積散
  • 桂枝茯苓丸
  • 温清飲

 

ただ、漢方薬が効くかどうかに関しては個人差が大きくあります。なので、素人目で漢方薬を選ぶのはあまりおすすめできません。きちんとクリニックや漢方薬の専門医がいる場所を訪れ、自分にぴったりの漢方薬の組み合わせを処方してもらうようにしましょう。

 

漢方薬治療の費用

ここで気になるのは、漢方薬によって更年期障害を治療するとなるとどれくらいの費用がかかるかということです。漢方薬というと医薬品とは違うのだから、何かと多額の費用がかかってしまうのではないか。そのように思っている方もいることでしょう。

 

しかし、実際のところは、他の医薬品と同じで医療用の漢方薬は健康保険が適用されるものです。なので、漢方薬を処方してくれるお医者さんのもとを受診し、処方せんを出してもらうことによって、3割負担のみで漢方薬を入手することが出来るのです。

 

ネットで実際に漢方薬によって更年期障害を治療している方の体験談などをチェックしてみると、月3,000円ほどの負担になるみたいです。この値段はホルモン補充療法で使用する医薬品と同程度です。

 

なので、漢方薬を使用すると特別費用がかさんでしまうなんてことはないので安心して漢方薬を利用してみて下さいね。