更年期障害の症状としての生理不順

更年期の女性が経験する生理不順

更年期にはほとんどの女性の月経周期に変化が訪れます。これまで規則正しいペースだった月経の周期が突如として乱れ始めます。個人個人でもちろん差異があります。

 

24日以下という短い周期で月経が起こったり、逆に39日以上という月経の期間が空いたりとてんでバラバラです。このような不規則な月経の状態を生理不順とよんでいるわけですね。

 

生理不順が起こる理由

なぜこのような生理不順が起こるかというと、それは閉経の前段階であるからです。このような不規則な月経を経て、しだいに月経の周囲は長くなっていきます。そして、1年以上月経のない状態になると閉経したということになります。

 

この閉経の前段階としての生理不順の時期には、月経の出血とは別に不規則な不正出血が起こる場合もあります。不正出血が起こる場合には、他の病気が潜んでいることがあるので、婦人科医の診察を受けましょう。

 

ストレスが生理不順を悪化させる

前述のように、閉経の前段階として生理不順は自然なものです。しかし、ストレスの多い生活を送っているとこの生理不順が悪化してしまうことがあります。特に更年期の女性は、仕事に家庭にとストレスをためやすい傾向にあります。

 

  • 仕事で責任ある立場を任され重圧を感じる
  • 家庭では家事・育児などに忙殺され、心休むことがない

 

このような生活環境が上記の閉経の前段階の生理不順と合わさり、症状がより重いものになっているということがあるようです。不正出血は、場合によっては子宮筋腫や子宮がんなどにも通ずる可能性のあるものです。

 

なので、症状が重くしんどさが続くようならば、迷わず婦人科医を受診しましょう。

 

不正出血への対策

不正出血は閉経を迎える女性のほとんどが経験する症状です。そのため、事前にどのような事態が起こるかを理解しておき、何かあったときにすぐに対応できるようにしておきましょう。

 

更年期の女性におこる不正出血は、場合によっては出血が増えたり、長時間にわたって出血が止まらなかったりするものです。なので、いざ外出先でそのような事態になっても対処をできるように、常にナプキンを携帯しておくようにしましょう。

 

出血が増えるときは、通常のナプキンよりもショーツタイプのもののほうが効果があるとされています。

 

不正出血の症状を軽くするために

更年期の不正出血は、閉経を迎え身体がその状態に落ち着くことによって自然と治癒するものです。そのため、いつまでも続くものではなく終わりは確実に来るものです。

 

とはいうものの、更年期障害の症状は人によっては10年近くにわたって悩まされる可能性もあるものです。これだけの長い期間にわたって不正出血にたえなければいけないというのはしんどいものがありますよね。

 

どうにかして症状を少しでも軽くしたいと思うのが普通です。

 

では、不正出血の症状を軽くするためには、どのようなことを心掛ければ良いのでしょうか。まず第一に考えるべきことは、仕事や家庭を含めた日常生活からストレスを取り除くということです。

 

上記のように、日々の生活から慢性的にストレスが蓄積されていくと、それにしたがって不正出血の症状は悪化していきます。このストレスをなんとかすることによって、不正出血の程度は軽くなることでしょう。

 

ベストなのはストレスの根本をなくすことです。しかし、普通の社会生活を営んでいるとストレスフリーな環境を用意するというのは、そう簡単なことではないですよね。

 

  • 職場の人間関係に問題があるから転職しよう
  • 義理の実家との関係が悪いから別居しよう
  • 家事や育児の負担が大きいから家族に手伝ってもらう(ヘルパーを雇う)

 

このような決断はなかなか難しいものだと思います。自分の一存で即座に決められるものではないと思います。なので、このようなストレスの源の除去に力を注ぐのではなく、溜まってしまったストレスを解消する手段を確立することに尽力しましょう。

 

  • 趣味に没頭する
  • アロマテラピーを利用する
  • 半身浴でリラックスする

 

などなどなんでも良いのですが、なんらかの手段で日頃の生活から蓄積されるストレスを上手くマネジメントしていきましょう。そうしてストレスを押さえ込むことが出来れば不正出血に関しても、自然と症状が軽くなっていくはずです。