更年期障害で仕事を休職するという選択肢

更年期障害は我慢できるものではない

更年期障害は、閉経に際して体内の女性ホルモンの分泌が急激に低下することによって起こるものです。その結果として、体内のホルモンバランスが乱れ、自律神経失調症になってしまうものです。女性ならば誰しもが閉経を経験します。

 

そのため、更年期障害は避けようがないものです。また、身体のホルモンバランスに直接的に作用するものなので、我慢でどうにかなるものでもありません。そのことを周囲に理解してもらい、きちんと向き合っていくことが必要となります。

 

仕事の業務に差し支えが出る場合も

人によって更年期障害の症状の程度には差があります。ひどい人は、日常生活をまともに送ることも難しいほどにそのその症状に悩まされます。特に、自律神経失調症の程度がひどい場合には、まともに仕事が出来なくなってしまうことも珍しくありません。

 

これまでは難なくこなすことが出来ていた仕事でも、2倍3倍の時間がかかってしまったり、メンタル面で不安定な状態でヒステリックになってしまったりします。

 

なかなか職場に更年期障害による体調不良を申し出るのは難しいということもあり、我慢して状況を悪化させてしまうということもあるようです。

 

更年期障害による情緒の不安定によって、仕事でミスをする。そのミスをしたという事実に対して、さらに落ち込む。その結果、仕事が手につかなくなり、職場での人間関係も悪化していく。このような負のスパイラルに更年期障害によって陥ってしまう女性もいるようです。

 

症状がひどい場合には、休職も視野に入れて

どうしても仕事が手につかなくなってしまう場合には、症状がよくなるまで仕事を休職することも選択肢に入れてみましょう。

 

ネット上での更年期障害の体験談などをチェックしてもらえば分かることですが、多くの女性が更年期障害のひどい時期に一度仕事を離れるということをしています。そして、症状がよくなってから復職を果たしています。無理に仕事をしてミスをし状況を悪化させてしまうよりは、思い切って休職をしたほうが状況は良くなる場合もあるようです。

 

クリニックで診断書をもらおう

更年期障害で休職を考える場合には、まずは専門医のいるクリニックを訪れ診断書を書いてもらいましょう。人によって症状に違いがありますが、婦人科や心療内科などの診断書をもらって休職をする方が多いようです。

 

心療内科の場合は、更年期障害によるうつ病と診断されるみたいですね。ネット上での体験談などによると、3ヵ月から6ヵ月ほど休職し、体調が改善に向かってから復職するというパターンが多いようです。

 

休職中は婦人科で治療を

休職中はしんどくても婦人科に通い、更年期障害の治療を受けるようにしましょう。やはり、専門医のもとでの治療がもっとも効果があるようです。

 

更年期障害で休職をした女性の多くが、ホルモン補充療法を婦人科で受けることによって、3ヵ月程度で支障なく仕事をできるほどに回復しているようです。

 

更年期障害での休職は甘えではない

日本社会はまだ男性が仕切っている現状があるために、更年期障害で休職を申請するのは勇気がいることかもしれません。しかし、きちんと医師の診断書を用意し、手順を踏むことによって、多くの女性が円満に職場から休職をしています。

 

更年期障害は甘えとして無理をしてしまう女性も多くいるようですが、そのような考えは捨て、自分の身体を考えた判断をしましょう。

 

更年期障害は、病気のひとつとして社会からも認知されるようになってきました。ミスをしつつ職場に迷惑をかけ人間関係を悪化させてしまうよりは、スパッと休職し新しい気持ちで復職するほうが賢明な選択であると言えるのかもしれません。

 

更年期障害がつらいですが、終わりは確実にあるものなので、我慢をしすぎることはやめましょう。